2017-04-18

タイ北部ロードバイク旅 ~第6・7日目 カオソーイ食べ比べと寝台車

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こんにちは。

タイ北部ロードバイク旅6・7日目。


最終日はパレードラン的な1日になりました。

この日はトーン(Thoeng)からチェンマイ、バンコクに戻ります。

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5時起床で6:15バスに乗車。
今回睡眠時間が厳しい旅になったと振り返りながら、
バスの中で、うとうと・・・。

11:00チェンマイ到着。

懐かしい。
つい4日前ここにいたのに、随分昔のことのよう。

お腹が空いたので、改めてカオソーイ食べ比べに挑戦。

まずは
 カオソーイ サムージャイ(Khao Soi Samoe Jai)。
 
スープが辛くて有名。
店内は満席。人気が伺えます。

どれ?ずずーっ

うわっ、確かに辛い。
でも、うまいな。 これくらい辛い方が好き。

揚げ麺が邪魔だな。食べにくい。
なるほど。

続いて、すぐ近くにある
カオソーイ ラムドゥワン(Khao Soi Lamduan)。
※GoogleMapにはファーハム(FAHam)とあります。

ここはチェンマイでカオソーイを70年やっている老舗中の老舗らしい。
見た目は揚げ麺も少なく、地味ですね。
麺も微妙に色が悪い。

どれ?ずすっ・・

(°ー°;)え

何コレ、、めちゃくちゃ旨いじゃん。

70年の老舗から来る先入観かもしれませんが、
スープにいろんな味を感じられて物凄く奥が深い。

麺もつるつるでモチモチ。

なるほど、元祖たる味やな ← 完全に先入観
 
 
全くどうでもいいでしょうが、私ランキングではダントツ1位。

簡単に比較をすると、
①メーサイ     (2日目に食べた店)
②サムージャイ  (今回食べた店)
③ラムドゥアン    (今回食べた店)

◆◆ スープ ◆◆
①日本人好みのカレースープ味で、一番カレーを感じる
②とにかく辛さ勝負。辛い=旨いの人には抜群
③奥深さを堪能でき、これが本物のカオソーイか!と、唸る味

◆◆ 麺 ◆◆
①オーソドックスな卵麺
②揚げ麺が主役、パリパリ感が好きならここ
③もっちりとした味わい

◆◆ 総合 ◆◆
①カレー好き日本人に一番合うのでは?
②辛いのが好きな人向き、私も好き
③①②が子供っぽく感じてしまう本物志向

ですね。
※個人の感想です
  また、カオソーイは日によって味がバラつくらしいので
  同じ味にめぐり合えるかは運次第。
 
 
さて、お腹が膨れたら、
今度はソンクランフェスティバルに参加しましょう。 

激戦区の堀まわりを自転車で流しますよ。
水掛祭りキタ━━ (゚∀゚) ━━━━!!

街全体がびしょびしょ。でも楽しーい!(^0^)/
 
去年はバンコクで遊びましたが、
チェンマイのほうが規模が大きくて断然楽しい。

ただ問題は、堀の水を掛けられることですね(^^;)。

バケツから水が出た瞬間、色が緑ですぐ分かる。
ホントにそれだけはやめてくれ(-ー;)
お陰で全身ずぶ濡れになりました(^^;)。
チェンマイ駅到着。
ずぶ濡れになった服を着替えていると、iPhone紛失。
駅員さんと監視カメラ見たり、全員総出で発見してもらいました。
ホントごめんなさい・・・ありがとう。←タイ人に世話になりっぱなし
   
お陰さまで帰り支度が無事完了。
旅の無事を祝して乾杯。奥にアイスを隠し持っているのは内緒。
ぷしゅっ、ごきゅごきゅ・・・くはーー、うめー!(≧∀≦)。

タイの鉄道では、自転車の輪行袋は90バーツ支払って、
貨物車両に乗せるのが正しい輪行手段なんですね。
駅員さんに教えてもらいました。
帰りは寝台列車。15:30発。

なぜこの狭いイスに大量のデカ白人なんだよ(TーT)。
それも寝台設置までの辛抱。
 
手際よく設置されていくベッドに横たわれば、
そこはもう、窓から涼しい風が入り込む個室スペース。
お陰でぐっすり眠れました。
5:30、バンコク、フワランポーン駅に到着。
地下鉄に乗って帰宅。

長かった旅も無事完了。終わった~(^0^;)=3。
 
その日の夕方、
カオソーイに触発されて、
ジャパニーズカレーを創作。

安定の旨さではあるけれど、あのカオソーイも忘れがたいな。
 
 
という6泊7日のプーチーファー登山のロードバイク旅。

これで完了です。
 

最後まで読んで頂いた方、長文駄文にも関わらず
お付き合いいただきありがとうございました。
(振り返りと詳細情報はこちらにも)
 
さて、来年はどこを攻めるかな( ̄ー ̄)。

ではヽ(´▽`)/

2017-04-13

タイ北部ロードバイク旅 ~第5日目 下山・トーンへ

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こんにちは。


タイ北部ロードバイク旅5日目。

達成感から一夜空け、今日は麓の町トーン(Thoeng)を目指します。
ここからバンコクへの帰路。
 
 
プーチーファーは朝日が有名。
それを見るためにタイ全土から人が集まります。

でも4月はオフシーズン。
 
なぜかというと、
 曇って何も見えないから (´・ω・`)。

ということで、行きませんでした。←本当は暗い道を1人で歩くの嫌だった

宿のおかあさんに帰る挨拶したら 、

あら、朝ごはんは食べないの?と

別に急ぐ旅では無いのですが、余裕をもって進みたかったので
お礼を言ってお別れ。

本当にありがとう、おかあさん(TーT)/。

 
今日も稜線を少し走って下山します。
朝はかなりの冷え込み。風も強い。
真夏とは言えウィンドブレーカーを持ってきて正解。
本日の目的地トーンはここから50km先。
昨日の疲れが残っていますが、下り中心なので大丈夫でしょう。
下る時は絶景が楽しめて最高。
   
下りはスピードが出るので、
カメラを手に持って景色を撮る余裕が無く、ハンドル下固定のため
アングルがイマイチなのはご了承ください(TーT) 。
休み休み下りますが、こういう絶景ともお別れと思うと寂しい。
街発見。
何か買っておくものはあるかしら?

朝食かな(・ω<)←さっき食っとけよ
駄菓子屋みたいな食料品屋の軒先に並んだバナナを購入。
ミニバナナ。1房(15本)15バーツ(約50円)。
1房も要らないのだけれど、これが最小単位なのでしょうがない。

味は・・・どうかなぁ。普通のバナナだけど少しもっちり。
補給食としてそのまま1房持って走ります。
随分下ってきました。
もともと写真正面の山頂にいましたから。

下界に降りると景色も普通になるのかと思っていましたが、

なんのなんの
実は下界の方が素晴らしいのでは?と思う絶景が広がっていました。

下界の絶景区間 (別名:激烈アップダウン区間とも言う) を終えると
ようやく平地に。
あれだけ坂が恋しかったのに、今はもうお腹一杯。
平地最高~♪
ホテルまでこのまま平坦でお願いしたいなぁ・・・
 
と、ボンヤリ走っていたら、
バシャ!
水を掛けられました。

そっか、今日からソンクランですね(^^;)。

道路にちびっ子が集まっている場所は超危険。

リュックには水NGの機器が入っているので、
ソンクラン迎撃装備発動。

小さな子供に自転車は早くて狙いにくいので、
水を掛けやすいよう

ゆっくり走ったり、戻って何度も標的になってあげました。

 
なぜなら・・・
暑くて水を掛けて欲しいから(^^;) ← おい

ソンクラン中だからか?は分かりませんが、
大人も集まって、闘鶏に夢中。
タイではよくある景色なのかしら。

そんな村ライフを覗き見しながら走ってましたが、

(⊃Д⊂)ゴシゴシ

えっ( °д°)
街だ!久しぶりに高い建物を見た。

現世に復活~(^ー^)/
  
となると・・・
コンビニ発見!

これで人並みの生活が送れる(T ^ T) ←山の人に失礼

Thoengのバスターミナルに行って、
明日のバスチケット(チェンマイ行き)を購入。
これでバンコクまでの帰路を確保しました。

12:00
ホテルに到着。
 
 新しいですね。
部屋もかなり綺麗です。

一休みして、このブログ記事を書いていたら
まさかの大雨。

良かった。早めに降りてきて。

今回全体的にツイてたな(^^)v。


ということで、長かった旅も終わり。
あとはバスと鉄道で帰るだけです。


ではヽ(´▽`)/

タイ北部ロードバイク旅 ~第4日目 プーチーファ

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こんにちは。

タイ北部ロードバイク旅4日目。

4日目にしてようやく本番。

今日は山を攻めます。
 

これまでタイに坂がないと嘆いていましたが、
ある日こんな写真をを見つけました。

新城選手がタイ合宿でキャベツ畑の高原を走る絵
あるじゃん! (°д°;)山岳。

そして探し宛てた場所が「プーチーファー」。

ラオスとの国境の山で、雲海に表れる朝日が超有名な場所。

タイ人スタッフに聞いたらみんな知ってました。

というわけで、
ようやく今回の旅の全貌が見えたと思いますが、

要するに 
プーチーファーをロードバイクで走りたかった

わけです。

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前置きが長くなりましたが
涼しい時間に距離を稼ぎたいので、6:30ホテル出発。
メコン川は霧。でも、それはそれで幻想的。
プーチーファの登山口はここからまだ50km先。
朝日が美しい田舎道を走ります。
 
気温は25度くらい。
涼しくて、誰もいない静かな道を独り占め。

はぁ~幸せ。
でも人里を通る時は鶏に注意。
道路まで出てきます(^^;)。そしてうじゃうじゃいる。

今日も序盤戦はメコン川と併走。
豊かな水量に圧倒されていたら、
  
 これは・・・
 
朝日が水面に・・・感動。

タイの自然も、決して日本に負けず美しいですね。
 
最後に高台に登ってメコン川とお別れ。
今度はメコン川クルーズとかやってみたいな。

さて、内陸部に入ったと思ったら、
アップダウンの連続。

今日はプーチーファがメインであって、
こんなところで脚を使いたくないのに(T0T)。

10kmほどアップダウンをこなしたら、
ようやく登山口を発見(上から2つめね)。
4029号を走ります。

ここまで45km、2時間半。

ここから山なので、補給や水をしっかり確保して
9:00、35km先のプーチーファーに向けてアタック開始。
今日も絶好調に快晴。
できれば魔の時間帯(11時~2時)までに登りたい。
少し登ると広がる雄大な景色。
いいわぁ。

でも、
10%越えの坂ばっかり。
 
そしてまだ10時だというのに早々に40度。

マズいぞ(-ー;)。

40度の炎天下で、重いリュックを背負って、急坂と戦えば熱中症になる。
 
かといって水をじゃぶじゃぶ飲んだら、頂上までに枯渇する。


そこで、水を節約しながらも熱中症に備えるために

1) 登坂は徹底蛇行、無理に頑張って体温を上げない
2) 日陰毎に休憩し、風で身体を十分冷やしてから走る

という徹底した空冷策で進みました。
だってこんな凶悪な坂しかないんですよ(TーT)。
 
身の安全が何より優先。
見得もへちまもあるかぃ。

登るにつれ、補給食のアンパンもいい感じで膨れてきました。
こういう達成感が大事だよね?←お前だけだろ
坂の向こうに山が見えないので、あそこまで行けば・・・
と思いますが、何度も裏切られます(TーT;)。
写真奥の馬の背を登ってきました。超疲れた。

空冷策で水をセーブしてきたけれど、その水も残り少ない。
ボトル半分くらい。
   
 
もしこの過酷な状況で、目の前に水があったらいくら払えるだろう?

1,000バーツ(3千円)は全然出せるな。

そんなことを考えていたら渡りに船。
水屋さん発見! 

み、みずく ださい
今日もタイ人の団欒に割って入りますよw。

え・・10バーツ(30円)?

なんだろこの価値観の差(^^;)。
 
 
少し走ると街が見えてきました。

いいね。昼ごはんにしよう。
今日もクイッティアオ。
でも今日は少しでも腹にたまりそうな卵麺。
今13:00
ここまで15kmを4時間。時速4km切ってます。超遅い。

あと、どれくらい登るんだろう。
そして、目的地までまだ25kmもある。

こんなんで今日中にたどり着くのかしら(^^;)。

しかし4029号を越えて
1093号に入ったら、
坂が緩やかに。 
 
これは稜線に入ったのでは ( ̄ー ̄)ニヤリ。

曇も広がって涼しくなってきた ( ̄ー ̄)ニヤリ。
そしてこんな絶景 ( ̄ー ̄)ニヤリ、ニヤリ。
  
平均スピードがぐんと上がりました。

新城選手が走ったと思われるキャベツ畑。

最高。
これよ、これ。これが見たかったのよ(TーT)。

稜線とはいえ、アップダウンは続きますが、

それでも
ニマー(^ー^)
こんな絶景の中を走れるなんて幸せすぎるっ!

幸せをかみ締めながら
15:30プーチーファのペンション村に到着。
よっしゃー!ロードバイクでプーチーファやっつけたった!

と、歓喜するのもつかの間。
写真左奥に見えるコテージまで、メサメサ激坂なんですけど。

ここにきて押し歩きかよ(TへT)。
そしてここが一番疲れたよ。
  
 
ところで今日の宿予約してないけど、大丈夫だよね?

・・・って、人が全然いない Σ(゚д゚;) やばいじゃん。
 
すみませーん、誰かいませんか~(°0°;)。

とすがるような声に反応してくれた1人のおかあさんが
部屋に案内してくれました。
  
ありがとう(TーT)助かりました。←毎回計画性ゼロ
宿を確保し、汗だくの身体をシャワーで流し、洗濯を終えたら
いざプーチーファー山頂へレッツゴー!

・・・。
何この凶悪な坂。
  
タイ人は急な坂好きなのか?←それは違う
最後の最後にこんな山登りが待っているとは・・
  
ペンションから頂上まで徒歩で45分。

みんなこれ歩いてんのか?

絶対クルマで運んでもらってるよな。←貧乏人の僻み

ぶつくさ文句をいっていると、
プーチーファー山頂、到ー着ー!
もう日が傾いていますが、
綺麗な景色ですね。
雲が掛かって本来の美しさではないでしょうけれど。
崖の下にあるラオスの村もボヤけてます。

でも良し。

この過酷な条件をクリアして、無事到達できた今日は100点。
  
 
宿に戻ったらおかあさんが夕食を用意してくれていました。
カーオカイチアオ(卵焼きのせご飯)と冬瓜のスープ、青マンゴー。

おかあさん・・・めちゃくちゃ美味しいっす(TーT)。


暮れ行く山里の風景と、最高のタイ手料理に囲まれながら
今回の旅の目的を達成した幸福感をゆっくり噛み締めるのでした。
  

明日無事に麓まで降りることができれば、
この旅も終盤です。


ではヽ(´▽`)/