2017-12-25

自転車とワイヤレスイヤホン考 ~2017

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こんにちは。

2013年にこちらの記事をアップしてから、
BSHSBE23(iBUFFALO製)を使用してきました。

当時、Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンは、
まだマイナーな存在でしたが、
  
2015年にMODERNITYからEARIN
昨年はApppleからAirPodsと、
 
両耳ワイヤレスが登場し
この市場はメジャーになったばかりでなく、
もはや次の世代に移りつつあるように思います。


自転車に乗りながら、音楽を聴く場合
気を付けたいことは
 
・ワイヤレス  ※有線は邪魔で、引っかかると危ない
・片耳     ※もう片方は周囲の音を聞く 
・装着性    ※走行中に外れない、気にならない
・電池の持ち  ※ライド時間に応じた長時間対応  


※ちなみに、
 自転車で音楽なんて、けしからんっ!という方は、
 こちらの記事をどうぞ。

 
現時点の選択肢として、
私は、以下2つの商品を選びました。
 
1)中華系製品群
 
既にAmazonAliExpressで、
普通に販売しているこれら中華系片耳ワイヤレスイヤホン。

連続再生時間が6時間、音飛びが少なく、装着感も悪くない。
  
逆に、あまりに小さすぎて、
うっかり紛失や、洗濯してしまうことも。←お前だけ
 
それでも、1つ千円以下と低価格なので、
最悪、消耗品として諦めることもできます。
 
購入する時に気にしたいことは、イヤーピース。
こちらの機種は、かなり特殊なイヤーピースを採用。
一般のそれはハマりません。

最近買った2代目(価格:千円)は、
装着可。非常に満足です。
 
唯一不満を言うなら、音。
悪くはないですが、安っぽい。


そこでもう一つの選択肢。
 
2)Jaybird RUN
今年9月末、Jaybirdから発売。
先日シンガポール出張時に、機内雑誌でその存在を知り、
帰りの空港で購入しました。←金満か

これまで、同社の
FREEDOMを使用。

音質にとても満足していたのですが、
ケーブルとリモコンがすこぶる邪魔。
  
片耳を外すと、ずれ落ちてくるのもすごく嫌。

完全ワイヤレスにならないかと思っていた矢先でした。
梱包を開けると、
本体と、セッティング解説の絵が。
ケースを取り出し、蓋を開けて
本体を取り出すとペアリングが開始されます。
※後でペアリングすることも可
  
梱包内容はこんな感じ。
・本体ケース(充電用バッテリー付)
・本体
・充電ケーブル(Mini USB
・イヤーキャップ、耳に固定用ゴムアクセサリ
・キャリングバック
 
大きさはこんな感じ。
装着すると先端が耳から若干はみ出します。

寝ながら使うと、出っ張った部分が痛い。
残念ながら無理ですね。←ものぐさか
   
早速、いつものS字池コースで使い心地を確認。 
装着感やバッテリーは全く問題ありません。
 (4時間稼働)
  
特筆すべきは音質。

本当にBluetoothかと思うくらい素晴らしい。

なにより、
スマホにいれた専用アプリ「My Sound」で、
自分好みに音をカスタマイズできるのが嬉しい。

過去使っていたFREEDOMの設定もそのまま引き継げます。

逆に問題点は4つ

1)左の片耳再生ができない

右耳が本体と会話し、左耳に繋げる仕組みなので、右耳稼働が必須。
左だけの稼働はできません。
 
右だけ稼働はOKなので、左は電源オフし、充電池を右だけに使えば、
稼働時間が伸びます。
本体4時間、ケースの充電池が4時間×2回分(両耳)なので、
右だけ使えば4+4×2× 2=20時間の使用が可能(計算上)。
 
でも本来良い音を聞くのが目的なので、
自転車では厳しいですが、両耳での使用が望ましいですね。
  
 
2)通信が途切れる場合がある
 
クルマが走らない、安全な池の周回コースで両耳を試しました。
まれに左が途切れることがあります。
他の人のレビューを拝見すると、都市部でこの傾向が強い様子。
 
 
3)音量操作ができない

これは操作ボタンの割り当てをカスタマイズ、
SiriGoogle Assistantに声で指示することで対応可能の様子。
でも、普通にボタン対応して欲しかった。
運転中は操作が大変。
 
 
4)付属イヤーパットの遮蔽性が強い
 
個人的な理由かもしれませんが、
遮蔽性が強いと、逆に耳の中で自転車の振動音がこだまします。
 
そこで私は新たに
スポンジ素材のイヤーパッドを購入。
これに変えたら、随分違和感が無くなりました。
  
  
本当はAirPodsとかBOSEも購入して、
その差とかコメントできれば良いのですが、
そんなお金は・・・(´・ω・`)

でもこの「RUN
「耳からうどん」といわれる見た目だけでなく、
装着性や防汗・防水とスポーツでの使用を意識している分
Air Podsに優れる部分も多いと思います。
  
  
気楽に乗るなら中華製、
じっくり音を楽しみたい場面は「RUN」と、

来年はこの2つのオプションで
自転車と音楽を楽しみたいと思います。

ではヽ(´▽`)/

2017-12-13

アンコールワット旅行記

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こんにちは。

海外にいると、海外旅行に行きやすい。
 
そんな訳で行ってきました、タイのお隣、カンボジア。
自転車とは全く関係ないですが、その記録を。


初日。
日の出前に自宅を出発。
 
バンコクから、カンボジアのシェムリアップ空港まで1時間。
あっという間ですね。
到着。
タラップから降りて、イミグレまで
屋外を徒歩で・・・って、すごい所だな(^^;)。
 
上の子供の背丈が、かみさんを追い越したことに
ちょぴり感動しながら入国。

VOAは旅行会社の指示通り、
写真と30ドルあれば問題ありませんでした。


さて最初に向かったのは、トンレサップ湖。

カンボジアには、アジア最大の湖があり、
雨季には、なんと琵琶湖の6倍の大きさになるとか。

さっそくクルージング開始。
暑いですが、水上は風を切って涼しい。
土が赤いので水の色も濁ってますが、
この湖には水上生活している人もいて、
湖に街がありました。
小学校や教会も。
 
いやぁ、世界は広いですね(^^)。

カバン用に飼育されているワニを見物。
 そして、改めて湖を見渡すと
確かに広い。
海だわ、これは。

船で10時間進めば、プノンペンに行けるとか。
自転車で湖一周した人っているのかしら・・。
もちろん、やりませんよ。  
 
 
さて、次の観光スポットへ。

ベンメリア遺跡。
ここは、
荒廃の美を漂わせる、とか
ラピュタの原型になった、と言われる寺院。
まさに。
そして、木で囲われた廃墟はとても美しい。

廃れゆく美しさ、自然との融合は、
日本の侘び寂びに通じるところもあって面白い。
 
12世紀後半(日本じゃ源平合戦の頃かな)
アンコールワットを作るために、
職人たちが練習用として建てたとか。

マジでか(-ー;) すごい気合だな。

近くの石切場で採られた石が、
川を下ってアンコールワットに使われたらしい。
なんとまぁ・・・。 
 
遺跡を後に、夕食へ。

街は夕暮れ時。
せわしなく人が行きかう時間帯。
子供達も元気に学校から帰宅。
土曜日でも学校はあるのかしら。
 
水田に映る夕日を眺めながら、
そして、牛たちを眺めながら、
夕食を頂くBBQ会場に到着。
日本人夫婦(?)の方が、
2年前にサービスを始めたとのこと。

日本にいると、
海外って敷居が高く見えるけど、案外「住めば都」だったりして。
  
こういう人生もアリかなぁ・・なんて考えながら
  
美味しいポークリブや、
この地域で有名な黒コショウを使った
おつまみを頂きました。
カンボジアのビールも美味しい。

初日最後は、ここで用意頂いた花火で締め。
 子供達が盛り上がっていました。
 
 
明けて2日目。

アンコールトム遺跡へ。
アンコールトムとは巨大城砦都市のこと。

石の壁には、
美しい壁画があり、
周囲には
象のテラスと呼ばれる、象モチーフの壁も。

・・・圧巻だなぁ。

そして最も有名なのが、 中心部のバイヨンにある石像。
どれもこれも素晴らしい。
  
ここまで、人を避けて写真を撮っているので、
とても静かな場所のイメージがあるかもしれませんが、
実際はすごい人。疲れる・・・。

2日目、午前中最後は、
映画「トゥームレイダー」のロケ地にもなった
タ・プローム。
初日のベンメリアに負けない荒廃の美。
特にガジュマルの木が、長い年月をかけて遺跡を破壊するらしく
遺跡なのか、木なのか?という状況。
でも、そこが魅力。

はぁ~いいわぁ(^^*)
  
 
昼食を取って、暑さにやられた体を回復した後は
いよいよ本丸。
アンコールワット遺跡に向かいます。
道の先に見える塔がアンコールワット。
池に映る寺院の姿が有名。
確かに美しい。

寺院の内部は、当時の彫刻だけでなく、
うっすらと色も残っていて悠久の時を感じられます。
アンコールワットの中心部。
1000年も前に、かなり正確に方位が測定されていた
ということを示す、現代技術の「iPhone」。

中心にある第三回廊に登り、
下を見渡すと絶景
・・なんだけど、西日で逆光。
ああ、まぶしい。
 
そんなメインディッシュも良かったけれど、
乳海攪拌」という、ヒンドゥー教の天地創造神話や

天国や地獄の様子を描いた壁画、
さらに、
1632年に森本右近太夫一房という日本人が
ここに参拝したことを墨で柱に描いた跡(実物)、
夕日によってできた柱の影が、
アンコールワットの姿を映し出すギミックなど、

細部に見どころが満載。

いやぁ~素晴らしい、アンコールワット。
絶対1度は訪れたい場所だな。←もう訪れたので満足

空と同じように、遺跡も茜色に色づき始めたら、
あっという間の2日間が幕を閉じるのでした。 
(´・ω・`) 残念。
 
最後はカンボジア舞踊を鑑賞しながら夕食をとり、

翌日、オールドマーケットで
お土産(←鶏肉じゃないですよ)を買ったら、
国際線なのに、プロペラ機に乗って
タイへ帰国。
 
素晴らしい遺跡に囲まれた3日間。
本当に幸せでした(^ー^)。
 
次は自転車で旅したいなぁ・・・。

ではヽ(´▽`)/