2011-05-31

散髪

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くせ毛なので梅雨時は頭が爆発する。

なので、床屋でさっぱり短くしてもらいました。
  
今までずっと美容院だったのですが、
家の近くに無いので床屋に変えました。

美容院と違って、放っておいても良い感じに今風の髪型にならず、仕上がりがイマイチなのは少し残念ですが、近くて安いのでしばらく通おうと考えています。
  
でも床屋の方が良いところもあります。


顔そりや耳掃除。
とても気持ちいい。

よく行くスナックでもらう駄菓子。
モロッコヨーグル。

名古屋の中心部のスナックと違って場末感満載なんだけれど、
飲むとか歌うことよりも リラックスできるところが良い。
 
床屋も同じ。
近所の話や、小学校のイベント、お買い得なお店の話など
全く気負わずゆったりした時間を過ごすことができる。

結論。
床屋はリラックスの宝石箱みたいなとこや〜。

2011-05-30

物欲

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週末からの台風の影響で今日も雨。

相変わらず自転車通勤が出来なくてモヤモヤしている。
 
 
通勤に使っている自転車は、
クレジットカードのポイントが貯まったので交換した
折りたたみ自転車。
 
Webで調べると、3万円弱の中国製。
 
走ると20km/hで頭打ち、
それ以上はペダルに力が入らず、スピードも出ない。

普通のママチャリにさえ、よく抜かされる。
 
 
私の周りでロードバイクが静かなブームだ。
最近は巷でも良く見かけるようになった。


そんな状況にいると、
私も折りたたみではなくて、ロードバイクが欲しくなった。
 
(週末は産業技術記念館に行きました)
 
 

以前も書いたが、
欲しい感情は、一度発生したらコントロールが効かなくなる。
猛烈に欲しい、欲しいとなる。

あの折りたたみでは物足りない、
もっと高機能で、もっと早く、遠くに行ける自転車が必要なんだ

と、物欲が鳴り止まない。


でも、ロードバイクは結構なお値段がする。

へそくりで買えないわけもないのだが、
冷静になって考えると、本当に乗るか怪しい。

好奇心で数回は乗るだろうが、
ローディーと名乗って、週末毎にロングライドやヒルクライムをするか?
  
といえば、甚だ疑問だ。
 
 
高額な商品を家に持ち込む事にも理由がいる。
 
「欲しかったので買ったんだ」 と言っても、
  
どこから金が発生したのか?
置き場所どうするのか?
  
と、当たり前の質問が来ることが目に見えている。
  
  
こういうのは順序が大切だ。
  
まずは、周りの人から見て分かりやすい納得感。
  
例えば、
  
自転車通勤を一年間続けた、そしてこれからも乗る
という明白な事実や
  
自転車が壊れたから新しいのが必要
といった按配。
 
いや、それだけではダメだな。
壊れても、きっと自転車はアップグレードしない。
前のと同じでいいでしょ?という問いに打ち返せない。
  
なので、新しい自転車に向けてコツコツ貯金をしてますよ〜
という履歴も必要になってくる。
  
そこまでやって、
ようやく主張できるというものだ。


だが、本当に出来る?

今ある全物欲に、全部強く打ち勝つなんて。。。

 
貧弱な自転車で、1年通勤して、
更に貯金も貯める、、、

まるで現実味が無いね。
明日から挫けそう。

2011-05-26

上から目線

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先日同僚に提案資料を見てもらったら、
書き方やコメントが「上から目線」だと指摘されました。 
   
  それは君だけがそう感じるんじゃないの?
   
  仮に提案資料が、見方によって少し上から目線であっても、
  実際お客さんと会話する時は当然敬いながら話するじゃん。
  こちらの意図、分かってもらえるんじゃないのかな?
   
  アプローチ方法が違うだけじゃないの、目的地は一緒でしょ。 
  何故私があなたのやり方に合わせなきゃならないの?
 
と跳ね返すこともできたけれど、←不満多すぎ
もし自分の価値観に閉じこもったら、
そこから自力で成長することができないのでは。

彼は私をうまく立ち上がらせようとしてアドバイスしてくれているだけ。
 
そう考えて彼に御礼を言って資料を直しました。
まだまだ子供な私(TーT)。
   
  
でもね。
そうやって成長できたかもしれないけれど、やり場のない鬱憤は溜まる。
   
 
そんな日は自転車で解消しましょう!
 
久しぶりの自転車日和だったこともあり、思う存分走りました。

会社を出たのが19:30。
そこから23時まで、ペダルを漕ぎに漕ぎまくってました。
結果47km。
 
ロードバイクなら何でもない距離かもしれませんが、
全速力で20km/hしか出せない折りたたみ自転車だと結構キツい。

ふらふらしながら近所のスーパー銭湯で汗を流し帰宅。
疲れたけれど、サッパリした (^_^ )。

風呂上りに食べた台湾ラーメンが辛かった~。

食べた瞬間辛さがすぐ喉に伝わって、
うえっ、辛~!って、、、スンメセン

2011-05-24

弱気

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弱気になっている。
  
仕事がうまく回せない。
  
皆が回せないのなら仕方ないですが、
   
隣の人はうまく回せているのに、、とか
上の人が期待しているのに、、 とか
 
そういう周りの環境も重なって、余計に凹んでしまう。
先週末は(^-^)BBQでした。

BBQも心から楽しめない。。

確かに環境や歴史など他にも原因があって、
自分のせいだけではないだろう。

仕事には慣れたけれど、本当にしっかりと理解できているか?
お客様や他の社内メンバーと同じ想いを共有できているか?
といえばまだまだ。
  
コアの理解が無いと、
こうなって欲しい、こうするべきだという絵が描けないので
重要な局面に来ると弱気になってしまう。

そんなの関係ない。強気で行け!
という気合論で応援されるけれども

何よりもまずは自分の腹に落とす事が先決。
そうでないと前向きに物事を進められない。
 
腹に落とすスピードが遅く、素早く行動出来ないのが苛立たしいが、
それはマラソンや100m走と一緒で個人差がある。

プロなんでしょ?
いい歳なんでしょ?
できて当たり前でしょ?

なんて声も聞こえてくるが、あまり追い込んでも精神的に辛いだけだ。

まずは、自分が出来る精一杯の事をやろう。
その上で結果が伴わなかったら、潔く謝ろう。
もし、私では無理だ、という判断があるなら、きっとそれは私が結論づけることではなく、組織が判断することだ。
  
私がやらなきゃならないのは、
自分が納得できるような全力で行動が出来たかどうかだ。

要は気の問題。要は気。

そこだけ守れればまずは合格としよう。

明日も雨かな?
早く晴れたらいいのに。

2011-05-17

衝動

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今週は天気が良くなったので、自転車通勤を再開しています。

帰り途、通りがかったライブハウスに人だかりができており、
誰か知っている人?とのぞいてみたら、

な、な、なんとジュンスカイウォーカーズでした。
超〜懐かしい〜!ジュンスカ最高〜!
 
さて、今日の本題です。

あるものを見ていたら、急に欲しくなる、
そんな経験は皆さんあると思います。

私の場合、欲しくなったらやばい位手がつけられなくなってしまいます。

例えばこのiPod Touchがそう。

子供の頃、欲しいものを、なかなか買ってもらえなかった反動でしょうか?

自分の裁量の範囲なら、間違いなく即買い。


感情と行動をコントロールできれば、もっと生活が楽になるんでしょうが、
私の中で「欲しい」という感情は、ひどく暴れん坊です。


そして、今また、「欲しいもの」があるのです。

頭では押さえようとするけれど、心が「買え!」と急かす毎日。

つらい。 
でも、買っちゃダメでしょう?どう?

2011-05-12

無関心

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世の中ってとっても無関心。
  
毎日自分の意思とは無関係に膨大な情報が飛び交うので、
全ての情報に関心を持つ、持ち続けるなんて不可能なのだ。
  
自分に必要な新しい情報を追いかけることで、お腹一杯。


パン屋に並んでいるパンを片っ端から全部食べるなんて出来ない。
興味のあるパンを、食べられる分だけ買う。
それと同じ事。
  
そして関心があったことでさえ、
次から次へ新しい関心事に切り変えていかないと時代に追いつけない。
 
原発もそう、ビンラディンもそう、団鬼六だってそうだ。
もしその事に執着していたら、ドンドン置いてけぼりを食らってしまう。
  
人々の無関心をどうやって関心に持っていくか、
それができればビジネスになるし、それを検討するのがマーケティング。
  
人は何に対しても無関心だ、ということを念頭に置かないと、
変なあるべき論が出てきてしまう。
 
なぜ原発に興味が無くなったの?とか。
  
いやいやそもそも原発なんて初めから興味ないんですよ。
2ヶ月経って、放射線量が生活にどんな影響がでるのか大体わかってきたから、そろそろ違うことに興味がいっているだけですよ。って。
  
興味無いことには誰も振り向かん。シーン、、、と静まりかえっているだけだ。

このブログ。
そろそろ誰かに興味を持ってもらうべきか、
それともこのまま独り言をつづけるか、

少し悩んでおります。

2011-05-11

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雨は鬱陶しいですね。

でも、嫌いじゃないです。
小学生の時は雨が降らないかといつも思ってました。
 
何故ならサッカーの練習に行かなくて済むから。
  
雨が降れば練習は中止、友達と遊べる。
  
今はフットサル好きで、楽しんでますけどね。
 
  
大人になってからは、花粉が飛ばないので良いですね。
雨の日は鼻が取っても楽。

でもやっぱり鬱陶しい。
傘ささないといけないし。
 
あー面倒くさい。。てね。

ダイエット

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ダイエットについてWebで確認してみた。
やはりの基礎代謝量を増やすことが基本。
  
前提として、

・食事は抜いてはダメ、必ず3食は摂ること
 (3回でも4回でも構わない)

・1回の食事で食べ過ぎないこと
 ・一日トータルで基礎代謝量と活動分相当に抑えること
  
私の場合は2,700Kcal/日かな。
それ以上のカロリー摂取は太る。
  
上記前提の上でIN<OUTなら脂肪が落ちていく。
  
基礎代謝の数値を増やすには筋肉だ。
基礎代謝が大きいとカロリーを消費しやすい。
  
体重1kgが7,000Kcalに相当するので、
毎日250Kcal分、IN<OUTを続けると1ヶ月で1kg落ちる計算。
  
有酸素運動=脂肪が落ちる、、だと思っていた。
間違いではないが、もう少し正確に事実を確認すると、
 
1万歩歩いて240Kcal。
1万歩は6km。
6km歩くには1時間掛かる。

1時間歩いて240Kcal。
雨でも毎日欠かさず1時間歩いてようやく1kg/月減の土俵に乗る。
脂肪を落とすことはとても大変。

もちろん運動すれば筋肉が増加し、心肺能力が高まり、
基礎代謝が向上してより脂肪を燃やしやすい体質に変わっていくので無駄ではない。
こんな手紙が息子から届きました。
  
「がんばてね」

がんばるよ ^_^;)。
今体重が60Kg以上あるけれど、目指せ50Kg台へっと!

2011-05-10

復帰

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一週間も休んだら、やはり復帰が大変。
皆さんは無事復帰されたでしょうか?
 
連休前の宿題を思い出しながらやる事を再整理
という方が多かったのでは無いでしょうか?
私も机の上を整理していたら、社内報が出て来ました。
 
何気なく読んでいたら、ダイエットは筋肉を鍛えるべきと書いてあった。
基礎代謝を良くするために筋肉をつけるのが効果的で、
特に太もも、お腹、背中の筋肉は比較的つきやすいのでお勧めだそうだ。
 
自転車=大腿筋なので、あとはお腹と背中だ。
まずは腹筋から復帰していこう。

2011-05-09

潮干狩り

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連休終了。

沈む (ーー;。

最終日は、潮干狩りに行った。
愛知県の美浜「奥田北潮干狩場」。
  
  
レポを書いてみる。

9時半に家を出発。
新しく出来た名二環から知多半島道路で常滑まで。
知多半島道路はスイスイ。
  
明日からに備えてゆっくりしたいのか、お金を使い過ぎてセーブしているのか。
   
潮干狩りは初体験なので道具が無い。
常滑のショッピングセンターで熊手とバケツ、折りたたみイスを購入。
 
特にイスは必要。
潮の加減もあるが、10cmほど水に浸かってアサリを探すため、中腰になる必要があるが、その姿勢には限界がある。
イスに座ってなら、かなり楽。
短パンだったが、海パンをはいてどっしり座って作業でも良いかも。
 
 
さて、道具や昼食で寄り道をして現地到着は12時過ぎ。
駐車場のおばちゃんに駐車場代1,0000円と漁代大人1,100円、子供900円を払う。
今日の干潮は15時半らしいので早速あさり漁り開始。
 
比較的岸辺りから貝が採れた。
何せ初めての潮干狩りなので、勝手が分からない。
熊手で砂を掘り「カチッ」っと音がする場所を探す。
  
掘り始めて1時間、そこそこ貝が採れた。
 

しかしアサリってこんなのだっけ?
  
どの貝も同じ様なオレンジ色の模様が入っている。
あと、隣の人が「バカ貝」という言葉を連発している。
 
もしかして、これがそのバカ貝なのでは?
不安になり隣の人のバケツを覗くと、案の定、私が採った貝とは全く別の貝を集めている。
 
やはりバカ貝らしい。
 
  
1時間かけて結構な量を集めたのに、リリース。
子供達には「もったいない!」と言われながら(T^T)。すまん。
 
改めてアサリを探索に沖に向かった。
どおりで、周りに人がいなかったわけだ。
  
潮干狩りをなめてはいけない。
最低限の知識くらい準備すべきだった(-。-;。
 
さて、改めてアサリにターゲットを設定し掘り進めたが、ほとんど小ぶりだった。
10個に1個がようやく食べられる大きさ。
 
子供達はそれでも嬉しそうに、どんなに小さいものでも「アサリゲット〜」と私にくれる。
大きいのだけ「合格!」といって選定し、集めていった。
  
最初のバカ貝ロスが悔やまれるが、1時間半で夕食相当分が集まった。
12時開始、3時終了の成果。
 
帰りも目立った渋滞は無し。
疲れたのか後部座席では子供達は爆睡。
  
夕食でアサリを頂いたが美味しかった。
 
南知多豊浜に「さかな広場」という市場があって、もっと大きなアサリが売っている。潮干狩りと同じお金を払えば相当な量買うことができるだろう。
  
でも子供達の笑顔には変えがたい。
  
来年はもう少し周到に準備しよう。
ちなみにバカ貝も食べられるらしい。
  
また、やられた orz...
  
そんなこんなの潮干狩り初体験。

2011-05-08

釣り堀

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GW終盤。

ただの絵日記ブログ(-。-;。

子供と釣り堀へ。
普段釣りなんてやらないので、
店員さんの説明通り糸を垂らしてみた。

釣れるものですね。

初体験の息子が50cmのフナを釣りました。
すぐ飽きると思っていたら、あっという間に制限時間。
後ろ髪引かれながら帰宅しました。
 
再戦する事になりそうだ。
釣り堀はここ

2011-05-06

筋肉

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長いGWで遊びブログになってますね。
ダジャレも休みっぱなし。
   
もう通常の平日なのだが休みをもらい、上司とお気楽ゴルフ。
ゴルフが終わり、風呂あがりに体重計を覗いてみました。
 
体重が全然落ちていないぞっと (-。-;

ジテ通とか、休日に子供とプールとか、
いろいろ試しているのに何故 (-ー)?
 
  
振り返って考えると、代謝の問題かな?
  
運動せず年だけ重ねると、筋肉が減り、基礎代謝が落ちます。

運動すればいつもよりお腹が減って食べてしまいますが、
そもそも食べた量を消費する代謝がなく、
脂肪になってお腹にたまってしまるという循環になってしまうのでは
という事です。

カロリー計算をしっかりせず、行き当たりばったりでダイエット
というのが良くないのは分かっています。

でもカロリー計算、難しいんですよね。。。

2011-05-05

GWの顛末

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GWも終盤。
明日仕事の方もいらっしゃるだろう。
私は休ませていただきますが。♪(´ε` )
  
  
帰省初日は大変。
  
まず風邪をひいて喉が痛い、痛い。
その状態で、海遊館へ。
連休ど真ん中で大混雑。
もちろん家からここまでも大渋滞。
  
高速代をケチって一般道を走っていたら速度違反とか。
本当勘弁して欲しい(T ^ T)
  
2日目は朝から買い物。
初日からいろいろあったので、
大人しくしていたら平和に過ごせました。
  
最終日。
朝早く実家を出発。
お陰で渋滞に巻き込まれず、帰宅。
  
GWは遠出してはダメですね。
混雑で大変な思いをするだけでなく、
慣れないせいでいろんなトラブルに巻き込まれてしまいます。
  
出来れば、近所で遊んでいたいと思うのですが、
大型連休という言葉につられて、遠出してしまうんですね。
 
 貧乏性だ(-。-;

2011-05-02

ぶらり

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今日はGWの谷間で、世の中は普通の日。

私のお客様はお休みをとっているので、
私も休みをもらった。

今日は朝から海に出かけた。
海を眺めながらゆっくり温泉に入る。

たまの一人旅は、
頭の中を整理するのに、とてもいい時間。

だじゃれ含めて色んなことから開放されよう。
♪───O(≧∇≦)O────♪
でも、天気はイマイチ。

2011-05-01

モンスターマシン

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GW突入。

初日からプールにボウリング。
2日目は大道芸フェスティバルにアメイジングワールド。

楽しそうにはしゃぐ子供達とは対称的に、懐寂しい私。
  
早く終わらないかな(^_^;)…。
藤の花でも見て、こころ慰めよう。
  
  
ファミコンの話。

これまでのゲーム機とは

 ・1台完結型のそれがあれば遊べるもので5千円程度。
  誕生日やクリスマスという特別な日に買ってもらえる価格なので、
  凡そ1人1台くらいは持っている。

 ・自分が持っているゲーム機を持って、仲間であつまる

 ・友達とゲーム機を交換して遊ぶ
  
というスタイルで、ゲーム機を持ち寄る仲間の間にヒエラルキーはなかった。
  
 
けれどファミコンはその遊び方を大きく変えてしまう。
  
ファミコンは遊ぶために、まず2つのものを手に入れる必要がある。

一つはハード、本体そのもの。
一つは、ソフト、ドンキーコングとか、マリオブラザーズなど。  

ソフトはこれまでのゲーム機と同じか、
それより安価な価格設定になっているが、ソフトだけでは動かない。

 
まず最初にハード(1万4千8百円)の初期投資が必要になる。
いやハードと最低限一本はソフトが必要なので、2万円ほどの投資が必要。

ファミコンが出始めた頃は、今まで5千円で遊べていたゲーム機に
2万円も出費できるのは一部の人間だけだった。
  
しかしその圧倒的な映像美とエンターテインメント性は、我々を虜にした。
  
結果として、
ファミコンを買ってもらえた数少ない友達は、神化するという事態が発生した。
 
昨日まで、つまらい奴だったのに
ファミコンを手に入れたその日から友達選び放題。
 
これまでの1台5千円のゲームを差し出したところで、
ファミコンのゲームとは全く釣り合わないので、
友達に頭を下げないと、ファミコンに触せれもらえないという状況になった。

ファミコンヒエラルキーの誕生である。
  
せめてソフトがあれば対等の立場となるのだけれど、
このカセットがどうしても手に入らない。
  
本体もないのにどうやって遊ぶのか?という親からの問いに打ち返せず、
買ってもらう理由が出来ないのだ。
   
そうこうしている間にファミコンを所有するブルジョアな友人が次第に増えていき、
2年ほどでほぼ全員が持つに至った。
 
残念ながら、私は持たざるまま、思春期突入。ずっと仲間はずれ状態だった。

お陰で誰が頼みやすいか、どういう頼み方をすれば受入れてもらえるか、
という交渉術は身についたように思う。本意ではないが。
   
ファミコン、そういう家庭事情や友人関係にもっとファミコンで(踏み込んで)欲しかった。
 
 
唯一救いとなったのが、ファミコンはテレビを介してゲームを共有しながら遊ぶ
スタイルだったということ。友達が遊んでいるのを見るだけならその場にいても大丈夫。
  
 今までのゲーム専用端末を1人で楽しむ形から



誰かがゲームしている様子を見て楽しむ

高度なテクニックを見る・見せる
攻略をみんなで考える

といった大人数だからこそ楽しい要素が加わった。

いろいろな意味で、これまでの常識を大きく覆す本当にモンスターなマシンだった。